オスカー女優ジュリアン・ムーアが「ハンガー・ゲーム」共演者の素顔を明かすインタビュー映像公開

2015年4月17日 19:30

「ハンガー・ゲーム FINAL：レジスタンス」のジェニファー・ローレンス（左）とジュリアン・ムーア

［映画.com ニュース］　「アリスのままで」で第87回アカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアが、出演作「ハンガー・ゲーム FINAL：レジスタンス」の共演者らについて語ったインタビュー映像が公開された。

本作はスーザン・コリンズによるベストセラー小説を映画化した「ハンガー・ゲーム」シリーズの3作目で、完結編「ハンガー・ゲーム FINAL」2部作の前編。貧困層の住人が特殊な競技場で殺し合う「ハンガー・ゲーム」から2度生還したものの故郷を破壊されたカットニスは、コイン首相率いる反乱軍と協力して独裁国家パネムを倒すことを決意し、やがて革命のシンボルとなっていく。

コイン首相役でシリーズ初出演を果たしたムーアは、「共演者たちはみんな、これ以上ないほど温かかった」と述懐。とりわけ主人公カットニスを演じたジェニファー・ローレンスについては「彼女のおかげで現場の雰囲気が明るかった。ジェニファーはとっても楽しいの。でも仕事に対してはとても真剣で、包括力がある。だからみんな仲良く団結して仕事ができ、いい現場だったわ。ジェニファーは素敵よ。非凡な才能を持っている」と称賛を惜しまない。

また、米経済誌「フォーブス」が発表した「2014年最も興行収入を稼いだ俳優」で1位にもなったローレンスの人気に関しては「賢くて好奇心旺盛で、カットニスと似て感情がとても分かりやすい。そこが観客から好かれる理由の1つだと思う」と分析した。

前作「ハンガー・ゲーム2」の謎めいた終わり方が大好きだったというムーアは、「前作で明らかにならなかった答えが、今作と次作『ハンガー・ゲーム FINAL：レボリューション』で明かされる。革命に進んでいくのよ」と話す。さらに「シリーズ4作を通してすべての登場人物のストーリーを経験し、彼らに感情移入できる。生きるか死ぬかが重要なの。素晴らしいストーリーを描いているわ」とシリーズの魅力を語った。

「ハンガー・ゲーム FINAL：レジスタンス」は6月5日公開。