「世界名作劇場シリーズ」の日本アニメーション制作「シンドバッド」公開日決定
2015年3月30日 12:15

[映画.com ニュース]「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」で知られる船乗りシンドバッドの物語を新たにアニメ映画化する「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」の公開日が7月4日に決定し、各キャラクターの詳細が発表された。
映画は、船乗りになって世界を旅することを夢見る少年シンドバッドとサルのミミが、空をかける木馬に乗った少女サナと出会ったことから始まる冒険を描く。
今回明かされたのは、主要な登場人物5人と1匹の性格やバックグラウンド。主人公シンドバッドは、考えるよりも先に行動してしまう好奇心おう盛な少年で、飼っているサルのミミがいつもそばにいてピンチを救ってくれる。木馬で空を飛ぶサナは、孤独だが心の芯の強い少女で、滅びたと言われている伝説の魔法族の国の姫。世界中に散り散りになった仲間を探す旅を続けているという設定だ。
シンドバッドが乗り込む船バハル号のラザック船長は、シンドバッドの行動にかつての自身の姿を重ね、失いつつあった夢や希望を取り戻す。シンドバッドの友人で船上で育てられたアリは、いつも楽をすることを考えているものの、要領が悪く結局は物事を大変にしてしまうというおっちょこちょいなキャラクターだ。一方、バハル号の船乗りとして生きてきた老人・ナジブは、長年培ってきた知識や知恵をシンドバッドに授けてくれる。
同作は、「世界名作劇場シリーズ」や「ちびまる子ちゃん」など、良質なアニメ作品を数多く生み出してきた日本アニメーションの40周年記念作品として、第38回日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を受賞した「STAND BY ME ドラえもん」を手がけた白組とタッグを組んで製作された。「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」の演出などを手がけてきた宮下新平がメガホンをとる。
「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」は、7月4日から全国で公開。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映