ももクロ・百田夏菜子 舞台挨拶全国行脚完走し次は舞台に意欲「新しい風吹かせたい」
2015年3月15日 21:15

[映画.com ニュース] アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が、全国127の公開劇場で主演映画「幕が上がる」の舞台挨拶を行う「行くぞ!全国、待ってろ!全館」を完走した。3月15日、ゴールとなる東京・新宿バルト9での舞台挨拶に臨んだ百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏は、モノノフたちのスタンディング・オベーションに迎えられ満面の笑み。この日、20歳の誕生日を迎えた有安杏果は、「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」を送られ、照れ笑いを浮かべた。
メンバーは公開前の2月13日から、時には1人で、2人でと手分けをして約1カ月で全国127館を制覇。総移動距離は約5万キロに上り、百田は「最初に聞いた時はビックリしたけれど、たくさんの方が見てくださって、それを目の前で実感できてうれしかった。完走できて、おめでたい、ね」とはにかんだ。
玉井は、「マーくん(ヤンキース・田中将大投手)に発表されたこのバルト9で最後を迎えられてうれしい」と感激の面持ち。高城は「たくさんの人と出会い、たくさんの刺激を受けた。公開前より、今見たら違うものが見つかるんじゃないかと思う。まだまだ公開は続くのでこっそり劇場で見たい」と、モノノフたちの期待感をあおった。
有安は、昨年の誕生日も国立競技場でのライブと重なったことから、「1年365日あるのに何でと思うけれど、縁を感じる」と困惑気味。トーク中に「あのお」と言ったことで爆笑を誘ったため、「決意がそんなに変わることはないけれど、あのお、を減らしたいと思います」と“大人の誓い”を立てた。
「幕が上がる」は、映画と同じ平田オリザ氏の原作・脚本、本広克行監督の演出による同タイトルの舞台が5月1日に開幕。この日が脚本の締め切りだった平田氏からは、「もうすぐ皆さんの所に届くと思います。次に皆さんに会うのは、芝居の稽古場です」というエールの手紙が届いた。
玉井は「今後、舞台への期待を高められるように頑張っていきたい」とさらなる意欲。百田も、「舞台というまた違う場所に足を踏み入れて、新しい風を吹かすことができたらと思う。ももクロとしても理想の形に向かって歩いていきたい」と気持ちを新たにしていた。
また、映画の舞台挨拶が4月11日(場所・詳細未定)に追加されたことも発表された。
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