電撃ネットワークの三五十五さん死去、52歳
2015年3月6日 23:25
[映画.com ニュース] パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」の三五十五(さんごじゅうご、本名・小林祐司)さんが3月3日未明、東京・西荻窪の越川病院で死去した。52歳だった。
三五十五さんは13年7月に肺がんを公表し闘病中だった。がん宣告時には余命1週間と言われ脳にも転移した。当初は東京・新宿の東京医大で治療を受けたが、その後、漢方薬などでの治療も受けられる新橋の慈恵医大に転院するなど、懸命のリハビリで昨年12月21日には約1年半ぶりに車椅子姿で舞台に登場した。
「電撃ネットワーク」は三五十五さんのほか、南部虎弾、ギュウゾウ、ダンナ小柳の4人組だった。90年にデビューしたが、体を張った過激な芸で人気を呼び、海外にも進出。「TOKYO SHOCK BOYS」のグループ名で欧米などでも活躍、中でもオーストラリアでの人気は高く、CMにも登場した。三五十五さんはパフォーマンスの司会役を務めていた。
南部虎弾は「(家族からの連絡で)深夜1時に駆け付けたが間に合わなかった。末期がんと宣告されたが、1年8カ月もよく頑張ってくれたと思っている。もっとも、本人は抗がん剤が体に合っていたようで、体調もいいと言っていただけに残念な気持ちもある」と語っていた。
三五十五さんは生活保護を受けていた関係で、葬儀は密葬で6日に執り行うと言う。また、南部は「四十九日が過ぎたら、みんなでお別れ会をやってあげたい」と言葉少なめに語っていた。(文化通信)
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ