アン・ハサウェイ、「プラダを着た悪魔」スタッフと製作したラブストーリーを語る
2015年3月4日 10:00

[映画.com ニュース] アン・ハサウェイの出世作「プラダを着た悪魔」で監督アシスタントを務めた、ケイト・バーカー・フロイランドの初監督作で、ハサウェイが主演した「ブルックリンの恋人たち」。プロデューサーも務めたハサウェイが作品を語るインタビュー動画が公開された。
博士号取得のためにモロッコに暮らすフラニーは、ミュージシャン志望の弟が交通事故に遭い、こん睡状態に陥ったことで、実家のあるニューヨークに戻ってくる。フラニーはこれまで弟のことを何も知らないでいたことを悔やみ、弟の日記を手にその足跡をたどっていく。そんな中、弟があこがれるミュージシャンのジェームズと出会い、ふたりは互いにひかれ合っていく。
ハサウェイは「プラダを着た悪魔」の撮影現場で出会ったフロイランドを「おとなしい一方でとても強い人」と評し、今作では監督として「ただそこに座って、静かな自信を漂わせている。そんな彼女が私たちを率いてくれることにも、興奮を感じたわ」とその手腕をたたえる。
映画の舞台となったブルックリンに対し「『プラダを着た悪魔』を撮影している時もニューヨークに住んでいたけれど、あの街に戻るたびに、あの時の自分に出会うような気がするの」と特別な思い入れを語り、音楽を題材にしたストーリーをこう振り返る。「音楽に満ちた世界に毎日浸ることができたのは、幸せだったわ。私にとって、音楽イコール喜びなの。今回は、歌うのを恥ずかしがる主人公を演じたから、私まで恥ずかしい気持ちになったけど(笑)」
人気ミュージシャンとのつかの間の恋を描くことについては、「私の経験からいうと、ものすごく辛い時期を過ごした後に、突然どこからか誰かが現れて、すごく短い期間、その人とつながりを感じることは、あると思うの。そういうことが、助けられたという経験をした人は、きっと多いんじゃないかと思っているわ」と自身の経験を明かしている。
「ブルックリンの恋人たち」は3月13日からTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開。
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