市村正親、映画ドラえもん35周年記念作に声優参加「俳優やっていて良かった」
2015年3月1日 18:45
[映画.com ニュース] 人気アニメ映画シリーズの最新第35作「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」の完成披露試写会が3月1日、都内で行われた。第1作の公開から35周年の節目に、ドラえもんの声を担当する水田わさびは感慨深げ。「私たちもちょうど10作目になりました。皆さんの応援のおかげです」と、親子連れ中心の約1000人のファンに感謝した。
宇宙海賊のボス・イカーロス役でゲスト声優を務めた俳優・市村正親は「大好きなドラえもんに出演できて、俳優をやっていて本当に良かった。悪い役ですけれど、本当は優しい、いいお父さんで~す」と、2児の父親らしくちびっ子たちにアピール。その部下・メーバ役で声優初挑戦の女優・観月ありさも、「すごく楽しくやらせていただいた。私も悪役ですが、ふだんはとっても優しいお姉さんです」と歩調を合わせた。
歌手のmiwaは、バックダンサー「ミニ☆ミワズ」とドラえもん、のび太たちと一緒に、既にテレビアニメのエンディングとして流れている主題歌「360°」を披露。こちらも「皆が歌ってくれるなんて奇跡みたい。シンガーソングライターをやっていて良かった」と、国民的アニメの人気に感激しきりだった。
「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」は、ひみつ道具「バーガー監督」でヒーロー映画を作ろうとしたのび太たちが、地球に不時着していたポックル星人に本物のヒーローと間違えられ、宇宙海賊との戦う冒険の旅を描く。3月7日から全国で公開される。