人気ホラーを生み出した名コンビが語る「アナベル」の見どころ
2015年2月27日 19:00

[映画.com ニュース]ホラー作品で手腕をふるうジェームズ・ワン、ジョン・R・レオネッティのコンビが、新作ホラー「アナベル 死霊館の人形」について語ったインタビュー映像を入手した。
ワンのハリウッド進出第2作「デッド・サイレンス」以来の盟友であるふたりがタッグを組んだ。ワン製作のもと、ワン作品で撮影を担当してきたレオネッティのメガホンで、ヒットホラー「死霊館」の人形アナベルがもたらす恐怖と誕生秘話に迫る。
題材となったアナベルは、今も米コネティカットの博物館で保管され、定期的に神父による祈祷が行われている実在の人形だ。ワンは「アナベルには強烈な存在感がある。命のない人形で座っているだけなのに、誰もがアナベルにひきつけられる。実際観客からの反応もとても大きくて、もう1人の主役だった」と魅了された。実在する人形から着想を得たことで恐怖が増幅すると考え、「できる限りリアルさにこだわった。怨念が宿った人形の話を映画にするなんて、一歩間違えれば陳腐な感じになってしまう。だから、できるだけ人形に説得力を持たせ、本物らしく感じられるようにした」とこだわった。

「死霊館」と同じ1960~70年代が舞台に設定されている。ワンは「『死霊館』のとき、撮影面で気をつけたのは、お決まりの手法で時代を表現しないことだ。古いカメラで撮るんじゃなくて、最新の高性能な機材を使いたかった。カーテンをまくって別の時代をのぞいているような感じにして、映画であることを忘れさせたかった」という美意識を本作でも踏襲し、「ある程度実話に基づいているから、観客は余計に恐ろしく感じるんじゃないかな。前作と同じように今回も忠実に当時を再現したかった」と明かした。
恐怖に突き落とされるミア役は、奇しくも人形と同じ名前のアナベル・ウォーリスが起用された。レオネッティは「彼女の目は実に表情が豊かで、アップが多いこの映画の主役にはぴったりだった。彼女は時代を感じさせないクラシックな美人だし、非常に演技力の優れた役者だ」と賞賛を惜しまない。ワンも、「ジョンはこの映画にふさわしい役者を選んでくれた。舞台となる時代にしっくりくる上に、異色のホラー映画という作風にもぴったりの配役だったね。必ずしも現代風のホラー映画というわけじゃなく、あの時代の精神を思い起こさせる映画なんだ」と太鼓判を押した。
「アナベル 死霊館の人形」は、2月28日から全国で公開。
(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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