【第87回アカデミー賞】脚本賞は「バードマン」!イニャリトゥ監督がオスカー初の栄冠
2015年2月23日 13:31

[映画.com ニュース] 第87回アカデミー賞授賞式が2月22日(日本時間23日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、最多9部門にノミネートされていた「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が脚本賞に輝いた。
かつてヒーロー映画「バードマン」で一世を風びしたものの今では落ち目となった俳優が、再起をかけブロードウェイの舞台に挑む姿を描いたブラック・コメディ。メガホンをとったアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督のほか、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボーが脚本を担当し、ゴールデングローブ賞脚本賞に続き、アカデミー賞でも受賞を果たした。
イニャリトゥ監督は、06年の「バベル」で作品賞と監督賞にノミネートされているが、今回が初受賞。本作でも作品賞・監督賞・脚本賞の3部門に名を連ねた。ヒアコボーネとボーはともにアルゼンチン出身で、イニャリトゥ監督の前作「BIUTIFUL ビューティフル」でも脚本を担当した。ディネラリス・Jr.は、これまでにオフブロードウェイの人気ミュージカル「Zanna, Don't!」の脚本のほか戯曲を手がけており、映画脚本の執筆は本作が初めてだった。4人とも、イニャリトゥ監督がメガホンをとるテレビシリーズ「The One Percent」で制作総指揮・脚本を務めている。
本作は、ゴールデングローブ賞のほか、放送映画批評家協会賞、サンフランシスコ映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞などで脚本賞を受賞し、英国アカデミー賞オリジナル脚本賞、米脚本家組合(WGA)賞にもノミネートされた。今回のアカデミー賞では作品賞・監督賞・脚本賞など、「グランド・ブダペスト・ホテル」と並ぶ最多9部門にノミネートされていた。

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