三池崇史監督「極道大戦争」市原隼人らキャスト勢ぞろいのティーザー画像完成
2015年2月19日 10:00
[映画.com ニュース] 三池崇史監督、市原隼人主演の映画「極道大戦争」の主要キャストが勢ぞろいしたティーザービジュアルが、このほど完成した。ヤクザバンパイアにかみつかれた人間は次々とヤクザ化してしまうという設定を象徴するかのごとく、にらみを利かせた登場人物たちがズラリ。遊び心もふんだんにちりばめられた三池ワールド全開のデザインだ。
ティーザービジュアルの中心には、伝説の親分に憧れて極道の世界に入ったものの、敏感肌ゆえ刺青が入れられない主人公・景山亜喜良(市原)。その両側には、ヤクザバンパイアとして覚醒する影山を支える恋人・杏子(成海璃子)、ヤクザの親分で実はバンパイアの神浦玄洋(リリー・フランキー)が並び、若頭役の高島礼子のほか、「劇団EXILE」の青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでん、日本映画初出演となる「ザ・レイド」のヤヤン・ルヒアンも連なっている。
さらに、神浦と影山を狙う謎の刺客で「KAERUくん」にフィーチャーしたティーザー画像も公開された。「ヤクザの天敵、KAERUくんです。」という紹介文に加え、ピンクの文字で「ヤクザなんてだいきらいだ。」というフレーズが踊り、大戦争にどう絡んでいくのか、興味をかきたてられるビジュアルになっている。
三池監督が自身の原点回帰と位置づけ、完全オリジナルストーリーで放つ極道エンタテインメント。神浦組の舎弟・影山は、映画のように誇り高い仁義や任侠心で満ちあふれた理想の世界とはほど遠い、現実のヤクザ社会にうんざりしていた。しかし、次々と現れた刺客に敗れた組長・神浦にかみつかれ、ヤクザバンパイアとなった影山は、神浦の遺志を受け継ぎ刺客と戦うことに。街中を巻き込んだヤクザ対ヤクザバンパイアの戦いが幕を開ける。
「極道大戦争」は6月20日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。