ベン・ウィショーがゲイの青年演じた感動作、5月23日公開
2015年2月19日 17:30

[映画.com ニュース]人気英俳優のベン・ウィショーがゲイの青年役で主演した「Lilting」が、「追憶と、踊りながら」の邦題で5月23日に劇場公開されることが決定し、ポスタービジュアルが初公開された。
2013年にスクリーン・デイリー紙で「明日のスター」のひとりに選ばれた、カンボジア出身の若手監督ホン・カウの長編デビュー作。カウ監督が「自分の経験や、パーソナルなもの、親密に感じる部分をこの映画には投影させたかった」と母への思いを投影し、最愛の人を失った痛みと消えることのない記憶の輝きを優しく描く。
ロンドンの介護ホームで暮らすカンボジア系中国人のジュンは、英語ができず息子カイとの面会の時間を唯一の楽しみにしていた。息子の友人リチャードを嫌うジュンだったが、リチャードはジュンのことを気にかけ、同じホームのアランと交際できるよう、言葉が通じないふたりのため通訳を雇う。
2012年に同性結婚したウィショーが、ゲイの青年リチャードを好演。ベテラン女優チェン・ペイペイがジュンを演じ、新人俳優アンドリュー・レオンが、物語のカギをにぎるカイ役に挑んだ。ポスタービジュアルは、物思いにふけるウィショーとチェンをメインに、柔らかな光に浮かび上がるレオンが印象的なデザインだ。
第30回サンダンス映画祭でオープニング作品として上映され、最優秀撮影賞を受賞。ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2014で主演女優賞、プロダクション賞、新人監督賞、第68回英国アカデミー(BAFTA)賞で英国デビュー賞にノミネートされた。
「追憶と、踊りながら」は、5月23日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。
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