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「サムライフ」で体重25キロ増の加治将樹、15キロ戻した!「よい子はマネしないで」

2015年2月15日 20:20

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過酷な役作りを語った加治将樹(左)
過酷な役作りを語った加治将樹(左)

[映画.com ニュース]三浦貴大の主演作「サムライフ」が2月15日、香川・高松で開催中のさぬき映画祭2015で上映され、メガホンをとった森谷雄監督と出演の加治将樹が、イオンシネマ高松東での舞台挨拶に臨んだ。

長野・上田出身の元高等学校教員・長岡秀貴氏の自伝をもとに、理想の教育現場を実現させようと学校設立に立ち上がった元高校教師が、かつての教え子らと奮闘する姿を描く。三浦、加治のほか松岡茉優柾木玲弥山本涼介ら旬の若手俳優陣が共演している。

なかでも加治が演じたケンジ役のモデルとなった人物は、体格がよくおおらかなムードメーカー的キャラクター。森谷監督は加治に熱烈オファーしたものの、その体格が大きな個性となっていたため、体重20キロ増量を絶対条件とし、加治も忠実に守った。「撮影中も食べ続けたので、結局25キロ増えました。あと5キロで20キロ戻せます」と明かし、胸を張った。

名優ロバート・デ・ニーロが、出演作品によって肉体改造や語学の習得など、過酷なまでの役作りを行うことから、映画業界では貪欲な役作りを追及することを「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ぶ。加治は「よい子はマネしないで。食べているときは幸せだけど、日に日に体調が悪くなっていくのが明らかだった。増量中はピザのLサイズを1枚と牛丼を普通に食べていましたから」と振り返っていた。

森谷監督は、「本広克行監督の『幕が上がる』と三木孝浩監督の『くちびるに歌を』が同日公開(2月28日)なんです。なのに、『サムライフ』は高松では公開が決まっていません!」と客席にアピール。さらに、「皆さんの力で呼んでいただけたら、高松に戻ってきたいと思います」と訴え、場内を喜ばせていた。

なお、今作に出演し、同映画祭に参加中の俳優・永野宗典も森谷監督に呼び込まれ、客席から舞台挨拶に飛び入り参加していた。

さぬき映画祭2015は、2月22日まで。

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