松田龍平のギャグがさく裂!? 瑛太&大森監督「まほろ駅前狂騒曲」コメンタリー収録を報告
2015年2月7日 13:45
[映画.com ニュース] 瑛太、松田龍平主演の人気シリーズ最新作「まほろ駅前狂騒曲」のブルーレイ&DVDリリースが4月15日に決定し2月6日、都内でセル版特典の音声コメンタリー収録を行った瑛太と大森立嗣監督が会見した。
三浦しをん氏のベストセラー小説の映画化で、映画「まほろ駅前多田便利軒」、連続テレビドラマ「まほろ駅前多田番外地」に続くシリーズ第3弾。第1作の大森監督が再びメガホンをとり(テレビドラマの演出は「モテキ」の大根仁)、便利屋を営む多田(瑛太)と行天(松田)のバツイチコンビが、慣れない子守りやバスジャックというシリーズ最大のピンチに見舞われるさまを描く。怪しげな団体の代表者役、永瀬正敏の出演も話題を集めた。
コメンタリー収録には、瑛太、大森監督に加えて松田も参加。監督は「久しぶりに3人で会って、友達の家に集まって映画を見ながらしゃべっているようで楽しかった」と収録時の様子を報告。瑛太は「前回(前作ソフトの音声コメンタリー)で口数が少なかった反省を踏まえて、今回は話を振る役を試みたものの、結局世間話になってしまって」と明かし、「(松田)龍平のギャグがさく裂する、楽しめるものになったと思います」と話した。
さらに聞きどころとして、瑛太は松田のリアクションをピックアップ。「段取りの説明からリハーサルの流れの中で、龍平が(ボケの演技を)やってきたことに対してツッコミを入れていたのに、本番ではそれをワザと軽めに流しちゃったんですね。これに恨みを持ったみたいで。劇場公開のときも言われていましたけど、(そのシーンで)また『ほら、これだよ』って言っていました」と取材陣の笑いを誘った。
3人の再集合に「続きをやりたいという話は出なかったのか?」という質問が飛んだが、「そんな気分になったけど、ここでは(話すのは)やめておこうと思った(笑)」と大森監督。「『多田と行天のふたりに絞った話にしたいなあ』と、ふたりの顔は見ないで言いましたけど」と続けた。
瑛太は「続編があればやりますけど、周りの声があってのことですから、あんまりこっちで話していても」としながら、今回のブルーレイ&DVDのリリースを「映画館で見られなかった方に見ていただきたい。こうしてシリーズ化されたということは、この作品を好きな皆さんがいたということ。見た方でも、改めて発見があると思います」とアピールした。4月15日からセル&レンタル開始。
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