EXILE・黒木啓司、ボランティア役の「クロスロード」で映画初主演「気合い入れてやりたい」
2015年1月26日 18:50

[映画.com ニュース]ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のパフォーマー・黒木啓司の映画初主演作となる「クロスロード」の製作発表が1月26日、都内で行われた。政府開発援助(ODA)の一環である青年海外協力隊がテーマの作品で、今年4月にフィリピンでクランクインの予定。ボランティアに疑問を持ちながらも海を渡る主人公・沢田を演じる黒木は、「まっすぐな人間で自分に似ている部分もある。等身大でできる役なので、すごく気合いを入れてやりたい」と意気込んだ。
現在放送中のフジテレビの連続ドラマ「残念な夫。」でも、俳優としての評価が高まっている黒木。メンバーからは、「気張らずに、自分の良さを出してこい」と激励されたという。すずきじゅんいち監督が青年海外協力隊のOBであることから、「監督に話を聞いて、役に生かしていきたい。EXILEでも宮城など東日本大震災の被災地を慰問したことがあり、気持ちで接して、皆が笑顔になったり元気になったりしてくれるのがうれしかった。そこで感じたことを役を通して見せていきたい」と抱負を述べた。
一方、ボランティア精神の塊で沢田と事あるごとに対立する羽村役の渡辺大は、「理念が先に出ていくような役なので、どう向かっていくか悩みながら、一生懸命、いい作品を作っていきたい」とこちらも気合い十分。だが、フィリピン・ロケでは英語のセリフも多いため、「頭の中を洗い直して、ナチュラルな芝居ができるようにしなきゃ」と苦笑いだった。
他に米映画「ウルヴァリン SAMURAI」で注目されたTAOが日本映画に初出演。世界一有名なコスプレイヤーといわれるフィリピンのアローディアも出演し、「私も日本を楽しんでいるので、おふたりにも同じような気持ちでフィリピンを楽しんでもらいたい。ビーチにも行ってみたいですね」と観光案内を約束。渡辺は「そんな時間、あったら素晴らしい」と思いをはせていた。
「クロスロード」は、青年海外協力隊に参加した沢田と羽村が、ともにフィリピンに赴任し成長。東日本大震災後の岩手で、立場を異にして再会するまでを描く。11月に全国公開予定。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)