寺島咲、24歳で高校生役!ミュージカル「神様はじめました」に八神蓮とW主演
2015年1月21日 17:00
[映画.com ニュース] 累計発行部数400万部を誇る鈴木ジュリエッタ氏による人気漫画を舞台化した「神様はじめました THE MUSICAL♪」の制作発表会見が1月21日、都内で行われ、主演の寺島咲と八神蓮、南圭介、高崎翔太、脚本・演出の秦建日子、音楽を手掛けたSWEEPが出席。キャスト陣は、劇中衣装で登場した。
借金まみれの父親が蒸発し、家をカタに取られた桃園奈々生は途方に暮れていた。そんな折、奈々生は犬に追われる優男・ミカゲを助ける。ミカゲはその土地を守る神で、神社と神としての責務を譲渡された奈々生は、神使である巴衛とともに任務をこなし、成長していく。
快活な女子高生・奈々生を演じる寺島は、「舞台は8年ぶりで、いつかまたやってみたいと思っていました。こうして衣装を着てみんなで集まると、いよいよなんだなと思います」と挨拶。口が悪く天邪鬼な神使・巴衛に扮する八神も、「自分の顔的に、すごくツンデレが似合う顔なんだなと原作を見て思った。男性も女性も、キュンとさせたい」と笑顔で話していた。
原作キャラクターを忠実に再現した衣装については、白蛇の神使・瑞希役の高崎は「この髪の色が似合うのはなかなかいないと自負しております」と自画自賛。一方で、2007年の第5回モナコ国際映画祭で最優秀主演女優賞に輝いた寺島は、「24歳で高校生役。制服、大丈夫かなと思った」と苦笑いしながらも、「色も変わっていて、ザ・制服というわけでもないのでホッとしました」と胸をなでおろした。
意気込みを聞かれると、烏天狗の鞍馬を演じる南は「原作の世界観を壊さないよう、そして僕らにしかできない『神様はじめました』を始めたい」と気迫。さらにSWEEPが「ミュージカルが万事うまくいくように、音楽面でサポートしたい」と語れば、秦も「『神様はじめました』は、頭一つ抜けているねと言われるように、とにかくけいこ中は妥協せず、誠心誠意頑張りたい」と並々ならぬ気合をのぞかせていた。
「神様はじめました THE MUSICAL♪」は、3月21~29日に東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで上演。チケットは、1月24日からチケットぴあ、ローソンチケット、アニメイトTVほかで販売が開始される。