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三上博史、青山真治監督との13年ぶりタッグにニッコリ「いつもプロポーズしていた」

2015年1月19日 21:10

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舞台挨拶に立った(左から) 青山真治監督、三上博史、とよた真帆
舞台挨拶に立った(左から) 青山真治監督、三上博史、とよた真帆

[映画.com ニュース] 三上博史主演の連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲」の完成披露試写会が1月19日、都内で行われ、三上をはじめ共演のとよた真帆、青山真治監督が舞台挨拶に出席した。

中山七里氏による法廷ミステリー小説を、「EUREKA ユリイカ」の青山監督がWOWOWでドラマ化。カンヌ映画祭に出品された「月の砂漠」以来、約13年ぶりに三上と青山監督がタッグを組み、染谷将太リリー・フランキーら実力派俳優が脇を固める。

不敗の弁護士・御子柴礼司に扮した三上は、青山監督との久々のタッグに「あれ(『月の砂漠』)からずっとずっとご一緒したかった。いつもプロポーズはしていたんですが、完全無視で。今回、やっとこういう形でご一緒できた」とニッコリ。これを受け、青山監督も「何をやりたいかがわかっているので、とてもツーカーな感じで進んでいく」と抜群の相性を明かしていた。

さらに三上は「ものすごく、役者をやらせてもらえて幸せ」と大満足の様子。「カチンコが鳴った瞬間に何かが沸き上がってこなければ、もう役者は終わりだろうと思っている」と持論を展開したうえで、「今回はドバドバとあふれ出てきた。これはまだ俺、やらせてもらえる。これがあるうちは本当に幸せで、役者をやらせていただきたいと思い続けている」とほとばしる役者魂を告白した。

また、とよたと青山監督は2002年に結婚し、今年で夫婦生活15年目。ドラマのタイトルにちなみ、「妻・とよたに贖罪したいことは?」と聞かれると、青山監督は「2011年に完成した『東京公園』の前、4年間仕事が全部流れていた。飯食えない、収入がほぼない状態。いろいろやってしのいではいたんですが、その間本当に迷惑をかけました」と謝意。一方のとよたは、「芸術家を支えるということは、そういうことでございます」と話し、客席のため息を誘った。

弁護士・御子柴礼司(三上)は、保険金殺人容疑をかけられた町工場の経営者の妻・東條美津子(とよた)の弁護を担当する。自宅に車いす生活の息子(染谷)を残す東條が無罪を主張するなか、担当刑事(リリー)は、御子柴がある殺人事件を起こしたという過去にたどりつく。1月24日から毎週土曜午後10時放送(第1話は無料放送)。

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