「世界で最も危険な街」で起こったメキシコ麻薬戦争の光と闇を映す「皆殺しのバラッド」予告編
2015年1月18日 09:00

[映画.com ニュース]メキシコの麻薬戦争を映したドキュメンタリー「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」予告編が公開された。
イスラエル出身でロバート・キャパ賞受賞の報道カメラマン、シャウル・シュワルツの初監督作。メキシコの主要産業である石油と同規模の輸出額があると推測されている麻薬産業撲滅のために、政府は「麻薬戦争」遂行するも6年間で12万人もの死者を出す惨事となった。映画では、麻薬カルテルを英雄として称える音楽ジャンル“ナルコ・コリード”の歌手や、麻薬から街を守ろうと奮闘する警察官らの姿を通し、メキシコ麻薬戦争の光と影を浮き彫りにする。
予告編は、年間3000を超える殺人事件が発生し、その99パーセントが放置される「世界で最も危険な街」と言われるシウダー・ファレスの夜の街を、何台ものパトカーがサイレンを鳴らして通るシーンからスタート。凄惨な現場と、巨悪に立ち向かう警察官の姿を紹介する一方で、バズーカ片手にマフィア賛美を歌う歌手に熱狂する人々をとらえ、日本人の想像を超えた現実を映し出している。
「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」は渋谷シアター・イメージフォーラムで3月公開。
(C)Narco Cultura. LLC
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画