優希美青、足立梨花とのダブル主演作は「でーれー泣いた」
2015年1月14日 22:00

[映画.com ニュース] 原田マハ氏の小説を映画化した「でーれーガールズ」の完成披露試写会が1月14日、都内で行われ、ダブル主演の優希美青と足立梨花、安蘭けい、白羽ゆり、桃瀬美咲、山根千佳、大九明子監督が舞台挨拶に出席した。
1980年の岡山を舞台に、2人の少女の出会いと友情を描く。東京から転校してきた鮎子(優希)は、同じクラスの武美(足立)と親友になったが、2人はある事件から仲違いしてしまう。30年後、漫画家になった鮎子は、教師になった武美と再会。成長した2人は、あの時どうしても言えなかった秘密を語り合う。
主演の2人は所属事務所の先輩・後輩にあたるが、足立は「ドラマでも共演していますが、事務所でも挨拶するくらいでそこまで話したことなかったんです。中学3年生と22歳で話があうのかとドキドキ不安だった」と吐露。それでも、互いに「名探偵コナン」好きということで打ち解けあったそうで、「話せる機会が増えたので、撮影中は楽しかったです」と笑顔で語っていた。
また、成長した鮎子と武美を、元宝塚歌劇団トップコンビの安蘭と白羽が好演。退団後初の共演ということもあり、安蘭は「宝塚時代、私は男役。女性役で共演できるのは夢のようです。見ていただければわかります、(自分が)どれだけカッコいいか」と胸を張り、白羽も感慨深げな様子だった。
さらに、タイトルにもある岡山弁「でーれー(ものすごいの意)」にちなみ、登壇陣はくじ引きでそれぞれ「でーれーな話」を披露。優希は、「でーれー泣いた話」として「映画のクランクアップの日に涙が止まらなくなった」と明かし、「いままでほかの現場ではそういうことがなくて、映画に対する思いや鮎子ちゃんに対する思いが強かった。でーれー泣いたな」と照れ笑いを浮かべた。
一方、「でーれー驚いた話」の安蘭は「あまりの私のスクリーン映りの良さにびっくりしました」と得意満面に話し、客席の笑いをさらった。岡山出身の桃瀬は、「『でーれー』も『もんげー(同様に“ものすごい”の意)』も、普段言ったことがありません!」と話し、会場をあ然とさせていた。
「でーれーガールズ」は、2月21日から全国で公開。
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