武田梨奈、瓦300枚以上割り「皆から“瓦バカ”だと言われる」
2014年12月17日 16:30

[映画.com ニュース] 「あなたへ」「虹の岬の喫茶店」などを執筆した作家・森沢明夫氏の小説を映画化する「ライアの祈り」の完成報告会見が12月17日、都内で行われ、森沢氏をはじめ主演の鈴木杏樹、宇梶剛士、武田梨奈、藤田弓子、黒川浩行監督、製作の川阪実由貴氏が出席した。
アクション女優としてブレイク中の武田は「今年、瓦を300枚以上割りましたので、皆から“瓦バカ”だと言われる」と告白。さらに撮影時のエピソードを聞かれると「鈴木杏樹さんが何か固い物を見つけると、『梨奈ちゃんこれ頭突きで割れる?』と言ってきた(笑)。可愛がっていただきました」と明かし、会場の笑いを誘った。
「津軽百年食堂」から始まる「青森3部作」の第2弾で、青森・八戸を舞台に時空を超えた恋を描く。物語は3600年前の国宝・合掌土偶や縄文時代の遺跡に魅せられた考古学者・五朗(宇梶)と、恋に臆病な主人公・桃子(鈴木)が出会うことから始まる。桃子は、太古の記憶や原風景をたびたび夢に見る。夢の内容を五朗に話すことで、2人は仲を深めていく。
ロケのほとんどを八戸で敢行した本作。鈴木は、縄文時代晩期の遺跡・是川遺跡で行った撮影を振り返り「何千年前にそこに生きていた人たちが触っていた土器が、5000年たった私たちが、間接的に触れることができるというめぐりあわせに感動した」と感激の面持ち。宇梶も作品を通じ、「自分の心の隙間に潤いを与えてもらいました」といい、「見ていただいた方に、ちょっと人に優しくしたいという気持ちになってもらいたい」と呼びかけた。
黒川監督は「杏樹さんの笑顔に『これはほれてしまうよ』と思ったが、『まだほれちゃだめ』とおさえるのが大変でした」とおどけながらも、「(撮影時には)全て本物の遺跡を使わせてもらった。本物の迫力がこの映画を素敵なものにしてくれている」とアピール。そして、「不思議な映画で、今どきの派手さはありませんが、引き込まれると思います。日本人の原体験、人の機微、温かさに涙してもらえるんじゃないかな」と自信をのぞかせていた。
「ライアの祈り」は、2015年初夏公開予定。
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