高倉健さんの音楽作品相次いで復刻発売決定
2014年12月12日 07:00
[映画.com ニュース] 11月10日に死去した日本を代表する俳優・高倉健さん(享年83)の音楽作品が、相次いで復刻発売されることが決定した。
テイチクエンタテインメントは、高倉さんが主演した東映映画「網走番外地」の主題歌「網走番外地」のオリジナル盤を復刻したシングルCDを12月31日に発売する。同社は訃報後、多くの問い合せを受けリリースすることを決定。同シングルは1965年1月発売のオリジナル盤を復刻するもので、2種類のオリジナルジャケットを復刻。折り込み型のダブルジャケットとなる。収録内容は、「網走番外地」(歌:高倉健)、「流れのブルース」(歌:三界りえ子)。
キングレコードは、追悼企画商品としてアルバムCD「任侠(おとこ)の世界」を12月24日に発売する。今作は、74年12月にリリースされたLPアルバム「高倉健~任侠(おとこ)の世界~」の復刻盤。01年11月にも復刻盤CDとしてリリースされている。内容は、東映映画「昭和残任侠伝・死んで貰います」「網走番外地」「日本侠客伝昇り龍」「望郷子守唄」計4編からなり、それぞれの映画の名場面から実際の音声を抽出し、そこに高倉さんの歌および芥川隆行氏のナレーションを織り交ぜ、映画の雰囲気を再現した作品となっている。(文化通信)