国際派俳優・真田広之、来年は「日本映画もやりたい」
2014年12月4日 20:34

[映画.com ニュース] 日本を代表する国際派俳優・真田広之が12月4日、出演するスティーブン・スピルバーグ製作総指揮の海外ドラマ「エクスタント」のPRのため帰国し、都内でトークイベントを行った。今年も海外での撮影が続いたが、「来年はぜひ日本映画もやりたいなと思う。あっという間に10年が経ってしまった」と、「亡国のイージス」(2005)以来となる日本映画への出演に意欲を見せた。
女性宇宙飛行士モリー・ウッズの不可解な妊娠を発端に、地球上で異様な現象が巻き起こっていく壮大なSFサスペンス。物語の鍵を握る大企業ヤスモト社の代表ヒデキ・ヤスモトを演じる真田は、以前ともに別企画を進めていたというスピルバーグの推薦によってオファーを受け、「プレッシャーはあったけれど『ノー』という理由がなかった」と出演を決めた。
真田は「ベリーの大ファンだった」そうで、「役者としてのピュアな部分、女性としてのチャーミングな部分を兼ね備えた素敵な方」とほれぼれ。「初日には控え室にシャンパンとバスケットに入ったクッキーが用意されていて、役柄の名前モリーから『ようこそ』というメッセージがあった。気遣いをされる方でセンスも素晴らしい」と絶賛した。
そして、「色々なテーマが込められている作品。科学が発達してロボットが人の魂を宿すかもしれない、しかし倫理も守られないといけない。あるいは地球外生命体に対して、人はどうあるべきなのか。未来に起こりうる危険をどう回避していくかなどを考えさせられる」と見どころを語った。
「エクスタント」は、WOWOWで15年4月から放送開始。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント