森下悠里、キャバクラ経験を生かして映画「W」をプロデュース
2014年12月4日 16:20
[映画.com ニュース] グラビアアイドルで女優の森下悠里がプロデュースを務める映画「W ふたつの顔を持つ女たち」の製作発表が12月4日、同じく森下がプロデュースに携わる東京・六本木のガールズバー「Wラウンジ」で行われ、森下をはじめ、原作者の新堂冬樹、嶋田豪プロデューサーが出席した。
キャバクラ嬢たちの戦いを描いた「ユダ」「ハニー・フラッパーズ」に続く第3弾。和製「チャーリーズ・エンジェル」をテーマに、ガールズバー「Wラウンジ」で働きながら、セクシー探偵として女の敵と戦う女性たちの“ふたつの顔”を描く。
森下は、本作の舞台となる「Wラウンジ」のキャスト面接を担当。「短大生の時に親に内緒でキャバクラのバイトをしていた」という経験を生かし、「お店を盛り上げてくれる女の子が必要。花でいうとつぼみ、ダイヤの原石を見つけるように面接した。自分らしさをどんどん出してもらい、伸び伸びやってほしい」と語った。
裏社会を描いたノワール小説から純愛小説まで幅広く手がける新堂は、「私も黒新堂・白新堂と、二面性のある作家としてやっている。女性も本音と建前という二面性を持っていて、本作の女の子たちは女性ならではの武器で女性共通の敵に立ち向かっていく」と意図を説明した。
また、森下や新堂らによる映画のキャストオーディションも進行中で、新堂は「色の付いていない、いい感じに染まってくれる透明な子がいい。変にスレてなくて真っ直ぐで、目標や目的に向かって頑張っている子」を希望。店長モナ役で出演する森下も、「フレッシュな女の子。一緒に作品を作っていくので、成功させたいという思いの強い子がいい」と呼びかけた。
「W ふたつの顔を持つ女たち」は2015年に公開予定。ガールズバー「Wラウンジ」は12月5日よりグランドオープン。