神木隆之介、30年後のエンタメ界を語る 「役者は芝居以外にも、何かできる」
2014年12月3日 09:00

[映画.com ニュース]放送90年記念NHKスペシャル「NEXT WORLD 私たちの未来」の取材会が12月2日、東京・日本科学未来館で行われ、番組ナビゲーターを務めた神木隆之介、テーマ曲を手がけたロックバンド「サカナクション」の山口一郎らが出席した。
同番組は、「未来はどこまで予測できるか」「寿命はどこまで伸びるか」などをテーマに、人工知能やサイエンステクノロジーが人間の知能を超えると言われる“2045年”の世界を、5回にわたりドキュメント取材と近未来ドラマで映し出す。神木は30年後の世界について「この番組で、未来はこういう風になるんだろうなというのを教えていただきました。そこに住んでいる1人になって、もしかしたら30年後、(生活をサポートする)人工知能を着けてここにいるのかなと思うと、すごく楽しみだと思います」と笑顔をのぞかせた。
神木は初回と最終回のドラマパートにも出演しており、中でも“人工知能”の題材に興味をひかれたという。「人工知能に言ってもらって判断するという生活が来るのかなと思うと、すごくワクワクしました」と近未来の生活に目を輝かせたが、30年後には51歳を迎える自身の“未来”については「1、2年後も想像できないので、実際にどうなっているんだろうとは想像がつかなかった」と話す。
さらに「未来のエンタテインメントはどうなるか?」と問われると、「役者は芝居以外にも、何かできる」と力強く断言。そして「もっともっといろんな表現がいろんな方法で出来るのではないかと考えている。俳優とか歌手とか、それぞれのプロはその道を究めるというのはあるが、歌手と俳優という2種類のプロが、また違った形で何かを表現するというのは有り得る」と説明し、「エンタテインメント界が(融合して)ひとつに近づいていき、皆を楽しませていけたら。それが僕の理想です」と展望を語った。
NHKスペシャル「NEXT WORLD 私たちの未来」は、2015年1月3日午後7時30分からNHK総合で第1回を放送。初回放送の冒頭では、サカナクションによる2045年をイメージしたライブが生放送され、視聴者は番組HPで公開される人工知能・SYMPHONYで作成したアバターを利用し、バーチャルオーディエンスとして参加することができる。
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