「フタバから遠く離れて 第二部」がベルリンへ 舩橋淳監督5作連続の快挙
2014年11月30日 07:00

[映画.com ニュース] 福島第一原発事故の影響で、埼玉県に避難した福島県双葉町民の生活に密着したドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて」の続編「フタバから遠く離れて 第二部」が、2015年2月開催の第65回ベルリン国際映画祭フォーラム部門招待作として上映されることがわかった。
舩橋淳監督はこれまで「ビッグ・リバー」(2005)、「谷中暮色」(09)、「フタバから遠く離れて」(12)、「桜並木の満開の下に」(13)がベルリンで上映されており、今回で5作連続上映という快挙を成し遂げた。
前作では、双葉町から約250キロ離れた埼玉県加須市の旧騎西高校に役場ごと避難した住民1423人に密着。原発によって栄えた町の盛衰と、ある日突然、故郷を失った住民の日常を9カ月間にわたり映した。「第二部」では、その後から現在までの約3年間を記録。今年3月11日から、MotionGalleryのクラウドファンディングで製作費の一部の支援を呼び掛け、延べ550人から目標金額を大幅に上回る支援を受け、完成した。
「フタバから遠く離れて 第二部」は現在ポレポレ東中野で公開中、全国順次公開。
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