野村周平、入江悠監督に初めてほめられ「背中がムズムズ」
2014年11月23日 18:00
[映画.com ニュース] 公開2日目を迎えた映画「日々ロック」の舞台挨拶が11月23日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の野村周平をはじめ、共演の二階堂ふみ、竹中直人、ロックバンド「黒猫チェルシー」の岡本啓佑、ロックバンド「The SALOVERS」のメンバー、落合モトキ、喜多陽子、入江悠監督が勢ぞろいで鏡開きを行った。
原作は、週刊ヤングジャンプで連載中の榎屋克優氏の同名人気漫画。冴えないロックバンドのボーカル・日々沼拓郎(野村)が、ひょんなことからトップアイドルの宇田川咲(二階堂)と出会い、ロッカーとして奮闘・成長していく姿を描く。
本作にちなみ、登壇者一同は「今やってみたいロックなこと」についてトーク。野村は、「ディズニーランドを買い占めて10人くらいで遊びたい」とやんちゃな発想。新婚の前野も、「まだ結婚式をしていないので、ディズニーランドで結婚式を挙げたい!」と便乗し、笑いを誘っていた。
二階堂は、「切り絵を始めようと思ってる。繊細な作業だけど、内に向かっていく感じがロック」と真面目な回答。入江監督は、「パニック映画が好きなので、スティーブン・スピルバーグの『宇宙戦争』みたいなのを作ってみたい。松竹の富士山マークから始まるむちゃくちゃなパニック映画」と妄想をふくらませていた。
また、入江監督から野村へサプライズで手紙が読み上げられ、「地べたをはうような汚らしい主役になりきったことに感動。どんなにしんどい撮影でも1度もつらい姿を見せなかった。今しか言えないけど、本当にありがとうございました」と感謝の言葉が贈られた。撮影中は一切ほめられることがなかったという野村は、「やっとほめられて背中がムズムズする。現場ではカメラ越しに役として会話することが多かった。僕も好きです」と照れ笑いを浮かべていた。