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監督、主演、日本人キャストがそろい踏み!「ザ・レイド GOKUDO」を語る

2014年11月21日 08:00

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(左から)北村一輝、ギャレス・エバンス監督、 イコ・ウワイス、松田龍平、遠藤憲一
(左から)北村一輝、ギャレス・エバンス監督、 イコ・ウワイス、松田龍平、遠藤憲一

[映画.com ニュース] 壮絶なアクションが話題となった「ザ・レイド」の続編「ザ・レイド GOKUDO」の公開を前に、監督のギャレス・エバンス、主演のイコ・ウワイス、そして日本からの参戦となった松田龍平遠藤憲一北村一輝がインタビューに応じた。

「続編ものは大体が前作と似たり寄ったりで、見ていると途中で気持ちが萎えることが多いんです。だから自分がやるとしたら、絶対に何か違うことをやらなければいけないと思っていた」とエバンス監督が語る通り、「ザ・レイド GOKUDO」は、東南アジアの実戦的武術「シラット」のすさまじさはそのままに、ストーリー面が大きく進化。アジアン・マフィアと日本ヤクザが絡む抗争に、前作の主人公が潜入捜査官として潜り込むという、マフィア映画や香港ノワールの風味までをかもし出す作品となった。

松田、遠藤、北村は、インドネシアに進出しているヤクザ役。遠藤は組長、松田はその息子、北村は組長の右腕を演じている。「KILLERS キラーズ」(13)で、ひと足先にインドネシアの製作チームと仕事をしていた北村だが、「一観客として、アクションのすごさに驚きます。出演はしていますけど、僕のことはどうでもいいです(笑)」と絶賛を送る。

「とにかく、色々な事が考え抜かれている。音楽と効果音をアクションに結びつけたり、リズムがすごく工夫されているなと。それに、この映画に関わるインドネシアの俳優やスタッフ。世界にはこんなにも才能のある人たちがいるんだってことにびっくりしました」と言うのは、遠藤。「『ザ・レイド』のファンだった」松田も、「前作よりも人間ドラマがもっと複雑に濃く描かれていて、アクションもちゃんとその物語についていっている。アクションだけじゃない映画になっているなと感じました」と感想を明かした。

子どもの頃から日本のヤクザ映画のファンで、紹介記事をメディアに掲載していた時期もあるというエバンス監督は、3人の起用を「『本当に声をかけてもいいのか?』と思うほど衝撃的なことだった」と述懐。そして、初めて3人がそろったシーンについて触れ、「自分が書いた英語のセリフが日本語になったものを3人が話していたんですが、子どもの頃から憧れていた世界がモニターに映っていて、同じ日本映画ファンの撮影監督と『これは現実なのか!?』と不思議な感動を覚えました」と顔をほころばせた。

狭い空間と広い空間、1対1かと思えば集団戦、さらにはカーアクションと、前作からはるかにバリエーションがアップしたアクションシーン。超人的なワザの数々を繰り出すイコ・ウワイスだが、「あまり思い出したくないシーン」として「泥の中での大乱闘」を挙げ、「8日間の撮影だったのですが、朝の5時から始まって、夕方の6時までずっと泥まみれ。練習段階では簡単にできたことも、実際には泥に足を取られて本当に苦労しました。120人のファイターがいて、カメラの位置も考えなければならないですし、もし間違えたらまた初めからやり直し。その中で8日間ですよ! そうしたら最初は120人だったメンバーが最終日には75人くらいに減ってしまって、誰も戻ってきてくれなかったんです(苦笑)」と裏話を明かした。

本作が海外映画初出演となった松田龍平に、今後の海外作品への展望を聞くと、「アクションはあんまりやりたいとは思わない」としながらも、「やるからにはちゃんと練習して、時間をかけて撮るものをやりたいです。今作は皆さん実際の使い手だけど、ハンマーを使う刺客役の女優さんはアクションは素人で、今回のためにトレーニングを積んだそうなんです。彼女のアクションは本当にすごかったですし、そういう意味では映画はフィクションですから、(自分がやる時も)上手い見せ方で撮っていただきたいなと思います」と意欲を語った。

ザ・レイド GOKUDO」は、11月22日から全国公開。

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