高倉健さん死去 東映の献花台に長蛇の列
2014年11月19日 16:10

[映画.com ニュース]俳優の高倉健さんが死去したことを受け、配給大手の東映は11月19日、東京・銀座の丸の内TOEI前など都内2カ所に一般のファン向けの献花台を設置した。
同館前には、午前11時頃から“健さん”に献花するため、多くのファンが長蛇の列を作った。午後1時の献花開始前には同社・多田憲之社長をはじめ多くの社員が集まり、ファンとともに約20秒間の黙祷を捧げた。
献花台には顔写真は設けず、「追悼 高倉健さんありがとう」という毛筆のメッセージが飾られた。新潟県在住の渡辺隆さんは、「健さんの作品は全て見ている。どうしてもお別れを言いたくて、今朝やってきました。もの心ついた頃から見ていただけに、無念でなりません」と語った。
なお、この日はミュージシャンの内田裕也の姿も。「どうもありがとう!」と話すと手を合わせ、「残念です。今日は勘弁してください」と話すにとどめた。
また、高倉さんが主演した「居酒屋兆治」のロケ地だった北海道・函館にも衝撃が走った。撮影中、足繁く通ったという喫茶店「ひし伊」では、高倉さんが好んで座っていたというカウンター席にサイン入りの写真集とコーヒーが置かれたままになっている。
店主の入村美代子さんは、「昼夜問わずお越しいただき、コーヒーか抹茶を召し上がっておられました。私は緊張してしまって何をお話ししたのか覚えていないのですが、静かに過ごされていた姿が目に焼きついています」としのんだ。
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