ウクライナの幻想的な「愛のトンネル」が映画に 未来穂香主演で15年早春公開
2014年11月18日 05:00

[映画.com ニュース] 若手女優の未来穂香が主演を務め、ウクライナのクレバニ村にある「愛のトンネル」で撮影された映画「クレヴァニ、愛のトンネル」が、2015年早春に東京・新宿K's cinemaほかで公開されることが決まった。また、11月23日から開催されるベトナムの第3回ハノイ国際映画祭のワールドシネマ部門にも出品が決まっている。
物語の重要な舞台となるのは、ウクライナ西部リウネ州の田舎町クレバニ村にある、緑に包まれたトンネル。貨物列車が1日1往復するだけの幻想的な美しい場所で、そこでキスをした恋人たちは永遠に結ばれると言い伝わることから、「愛のトンネル」と呼ばれている。近年、一度は訪れてみたい観光スポットとして日本でも知名度が上昇。同地が映画で撮影されるのは今回が初めてで、20年前に失った恋人の幻想を追い求めてトンネルにたどり着いた男の切ない愛を描く。
20年前、高校教師だった圭は、女子生徒の一葉(ひとは)と許されない恋に落ちる。しかし、親や世間の目を振り切りドライブに出かけた圭と一葉は、事故という突然の悲劇に見舞われ、2人の時間は終わりを告げる。20年が経った後も一葉を忘れられない圭は、「失った人に会える」と言われているウクライナ・クレバニ村の緑のトンネルに向かい、そこで20年前の姿の一葉と出会う。一緒にいられるのはトンネルにいる時だけで、やがて圭も一葉と同じ世界に行きたいと願うようになる。
「イタズラなKiss~Love in TOKYO」「思春期ごっこ」などで活躍する未来が一葉を演じ、深い喪失感を抱える男・圭に小山田将が扮した。商業デビュー作「アイコ十六歳」から一貫して少女たちの青春のきらめきを切り取る作品に定評があり、2011年にはベラルーシを舞台にチェルノブイリ原発事故のその後を少女の視点から描いた「カリーナの林檎 チェルノブイリの森」を発表した今関あきよし監督がメガホンをとり、昨夏、ウクライナで撮影された。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ