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平山あや、へき地医療に生涯を捧げた志田周子さん描く「いしゃ先生」に主演

2014年10月30日 07:00

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白衣を身にまとい、女性医師に扮した平山あや
白衣を身にまとい、女性医師に扮した平山あや

[映画.com ニュース] タレントで女優の平山あやが、昭和10年から37年まで、第2次世界大戦前後の混乱期に、山形県大井沢村(現・西川町)で生涯を医療に捧げた医師・志田周子(ちかこ)さんの人生を映画化した「いしゃ先生」に主演していることがわかった。

周子さんは明治43年、大井沢きっての名家・志田家の長女として生まれる。小学校の校長を務める父・荘次郎は、自身の母親が難産の末に死去したという過去があった。当時の大井沢は無医村で、隣の村から医者が駆け付けたときには手遅れだった体験から、荘次郎は村に医師の必要性を感じており、利発な周子を早くから医師にしようと考えた。周子さんもそんな父の希望をかなえるため、東京女子医専(現・東京女子医大)へ進学。卒業後に大井沢に戻り、へき地医療に献身することになる。

医師として働く一方で、婦人会長や村議、町議などの役職にも就いた。母亡き後は、幼い弟妹を育て、歌人の城哀草果に師事して作歌にも励んだが、昭和37年、胃ガンのため51歳で死去した。

生涯を独身で貫いた周子さんだが、映画は、そんな周子さんが女性として生きていくのか、医者として生きていくのかに葛藤する、ひとりの人間としての姿も描く。現地ではいまなお慕われる周子さんの生涯をスクリーンによみがえらせるため、山形県の8つの市町村が撮影に協力。現在、オール山形ロケで撮影が進められている。

共演に榎木孝明池田有希子長谷川初範ほか。脚本を山形県出身のあべ美佳が手がけ、映画「骨壺」やドラマ「博多ステイハングリー」の永江二朗監督がメガホンをとった。2015年秋公開予定。

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