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デーブ・スペクター、“ジョーク”を抑えジャーナリズム論を熱弁

2014年10月26日 10:00

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デーブ・スペクターとジャーナリストの山路徹氏
デーブ・スペクターとジャーナリストの山路徹氏

[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシデビッド・テデスキが監督を務め、日本語版ナレーションを渡辺謙が担当したドキュメンタリー「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦」が10月25日、第27回東京国際映画祭の特別招待作品として東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映された。

スコセッシ監督が創刊当時から定期購読する、アメリカの文芸誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」が“真実”のみを追い求めた50年の歴史、そして編集者の信念を探る。タレントのデーブ・スペクターとジャーナリストの山路徹氏が上映後のトークセッションに出席し、舌鋒鋭く“ジャーナリズム論”を語りつくした。

「ジャーナリズムは世界を動かすか」と問われると、山路氏は2000年の「桶川女子大生ストーカー殺人」で、自らが鳥越俊太郎氏とともに警察の不正を暴いた事例を引き合いに「取材をすることで、世の中のムードを壊していけるかどうかが非常に大きい。報道も世の中を変える力を持っていることを感じた」と語る。デーブは“活字”と“映像”の影響力の差を指摘し、「テレビは制約が多く、与えられた以外の未確認情報や噂程度のものは媒体としての力が大きすぎるので(放送)できない。そういう意味では、活字がもう少しリスクを負うことができる」と断言した。

一方で、2人は口をそろえて現代日本が抱える問題に警鐘を鳴らす。デーブは「残念ながら、ちゃんとした分析をする長編記事を読む世の中ではなくなりつつある」「批判精神や良い意味での猜疑心を育てないような社会になっている」と苦言を呈す。そして、義務感を持ち、リスクを恐れずにぶつかっていくことが重要だと説き、「この『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』の精神が昔の日本に相当あったが、もう一度その精神を若い世代に植えつけられるといいと思う」と力強く呼びかけた。

しかしイベント後の囲み取材では、トークセッションとは打って変わって“デーブ節”が爆発。10月23日に生放送された「情報ライブ ミヤネ屋」で不倫騒動後初めてメディア出演した矢口真里や、約4年前に大桃美代子麻木久仁子との2股が報じられた山路氏をいじり倒していた。第27回東京国際映画祭は、31日まで。

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