シソンヌ狂喜!盟友との一騎打ち制しコント王 “女優”で映画出演の野望も
2014年10月14日 16:40

[映画.com ニュース]コント日本一決定戦「キングオブコント2014」の決勝戦が10月13日夜、東京・赤坂のTBSから全国に生中継され、エントリー2810組の頂点、七代目王者にコンビ結成9年目のシソンヌ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)が輝いた。初のファイナル進出、熟練の“狂喜”の芸で着実に笑いをさらった。今年から採用された一騎打ちルールで盟友チョコレートプラネットを破り、喜びひとしおで巨大トロフィーを掲げた。
東野幸治、HKT48指原莉乃らのイチオシながら、これまで賞レースに縁のなかった36歳黒ぶちメガネコンビがやった。ツッコミ・長谷川忍とボケ・じろう、狂気漂うキャラクターコントが得意。トップバッターで迎えた決勝一回戦はラーメン屋の店員と客、最後の登場となったファイナルステージではタクシー運転手と女性客に扮し、実力を発揮した。「年齢的にラストイヤーだと思っていた。若い人にチャンスをあげたくなかった」と勝ち誇った。
奇しくも、東京NSC同期で現在もユニットライブなどを行う仲のチョコレートプラネットと雌雄を決する形に。敗れたチョコレートプラネットの2人も、シソンヌの優勝を我が事のように喜んだ。ほか決勝をともに戦った、巨匠、ラバーガール、リンゴスター、バンビーノ、さらば青春の光、ラブレターズ、犬の光、アキナも勝者を称えた。
栄冠をつかんだシソンヌ。長谷川は「優勝してから茨の道が待っている」と慎重に語り、じろうは対照的に「あまり先のことは考えない」と笑った。「二人三脚でいきたい」は共通の思い。その演技力を生かした活躍も期待され、長谷川は「呼んでいただけるなら、映画、ドラマなんでもやりたい。バラエティの方が難しい」と笑わせた。
女装を披露したじろうは「女性として映画に出る野望がある。もの好きな監督が使ってくれたら」と呼びかけた。
賞金1000万円で、じろうは“駄目な仲間たち”に好きなだけパチンコを打たせてあげるという。ファンをはじめ支えてくれた人すべてへ、長谷川は「見捨てないでくれてありがとうございました。これに甘んじず、仕事として返していきたい」と感謝とさらなる飛躍を誓った。
7年目となったキングオブコントは、決勝が一騎打ち方式に代わり、3年連続ファイナリストのさらば青春の光がいきなり敗れ、また放送途中にCMに入るハプニングなど、よりエキサイティングな大会となった。MCはダウンタウン、審査は準決勝敗退芸人たちが務めた。(映画.com×文化通信.com)
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