イ・ジョンボム監督&チャン・ドンゴン「泣く男」メイキングで撮影の裏側明かす
2014年10月10日 13:00

[映画.com ニュース] 「アジョシ」のイ・ジョンボム監督、チャン・ドンゴンがタッグを組んだ「泣く男」のメイキング映像が公開された。アクションシーンの撮影風景を盛り込みながら、誤って少女の命を奪ってしまった殺し屋を演じたチャン、イ監督らが撮影の裏側を語っている。
イ監督の4年ぶりとなる新作アクション。中国系組織に殺し屋として育てられたゴンが、少女を巻き添えにしてしまった罪の意識に葛藤(かっとう)しながら、少女の母親モギョンと向き合う姿を描く。
メイキング映像では、イ監督がチャンの起用理由を「この作品の主人公にとても合うと確信しました。線が太いながらも、心の奥底は柔らかく、柔弱なイメージがある人。そういったイメージが大切だと思いました」と説明。チャンは、悲しい過去を背負った殺し屋ゴンに扮し、「4~5カ月ほどアクションスクールに通って準備をしました。準備期間中には戦う相手役の俳優たちと何度も息を合わせて、数百回以上繰り返した気がします」と銃撃戦や肉弾戦、カーアクションなど激しい撮影に挑んでおり、訓練の様子などを見ることができる。
モギョン役のキム・ミニも、体当たりでアクションシーンに挑戦。「シナリオを面白く読んだのですが、モギョンという人物をつくり出してみたいと思いましたし、キャラクターがとても魅力的でひかれました。演技をするときはとてもつらかったです。感情のコントロールがとても大変でした」と振り返っている。
「泣く男」は、10月18日から全国で公開。また本作の公開を記念し、10月11~31日に東京・新宿マルイアネックスで、メンズショップ店員によるゴンをイメージしたコーディネート展示、写真展が開催されることが決定した。
(C)2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
【第18回アジア・フィルム・アワード受賞結果】最優秀作品賞は「All We Imagine as Light」 日本勢は「敵」吉田大八が監督賞、「HAPPYEND」栗原颯人が新人俳優賞
2025年3月17日 08:00
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ