日本映画初!柳楽優弥主演「最後の命」米チェルシー映画祭に出品決定
2014年10月5日 18:00

[映画.com ニュース] 俳優の柳楽優弥の約4年ぶりとなる主演作「最後の命」が、米ニューヨークで開催されるチェルシー映画祭のコンペティション部門に選出されたことが明らかになった。同映画祭への邦画の出品は初の快挙となる。
10月16~19日(現地時間)に開催される同映画祭は、ニューヨーク・チェルシーで2013年に始まり、若手の監督、プロデューサー、俳優を発掘、紹介することを目的として開催され、普遍的なテーマを扱った作品を選定している。一方、リスキーなタイプの作品が今後も製作されるよう、作品を手掛けるクリエイターたちを紹介する事も使命としている。審査員には「ダウト あるカトリック学校で」で第81回アカデミー賞4部門にノミネートされた、ジョン・パトリック・シャンリィらが名を連ねる。
今回のコンペ部門選出に、松本准平監督は「アートが活発なチェルシー地区で開催される映画祭に、リスクを恐れない映画として、このようなご招待を頂き、大変光栄です。また、この映画祭で日本映画が上映されるのは初めてということで、現地での反応をとても楽しみにしています。北米・南米・ヨーロッパ・アジアから集まる若い映画人達や、ジョン・パトリック・シャンリィ氏をはじめとする審査員の皆さんとの刺激的な交流を心待ちにしています」と喜びと期待に満ちたコメントを寄せている。
原作は、第133回芥川賞受賞後、アメリカで「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初受賞した中村文則氏の同名小説。中村氏は、プラム・ストーカー賞にスティーブン・キングと並んでノミネートされ、ウォール・ストリート・ジャーナルの年間ベスト10ミステリーに日本人として初めて2年連続選出されている。
幼少期に凄惨な事件に巻き込まれ、その記憶に苛まれながら成長した桂人と冴木が再会した夜、桂人の部屋で顔見知りの女が殺される。取り調べを受けた桂人は、冴木が全国指名手配中の容疑者だと刑事から告げられる。冴木は何の為に桂人に会いにきたのか。「最後の命」は、11月8日から東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
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