クロエ・グレース・モレッツ、“恋人”と主演作「イフ・アイ・ステイ」を解説!
2014年10月2日 13:10
[映画.com ニュース]人気若手女優のクロエ・グレース・モレッツが、恋人役で共演したジェイミー・ブラックリーとともに、主演作「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」を語ったインタビュー映像が公開された。カップルを演じたふたりが、作品に込められたメッセージをなど、本作を解説する。
世界34カ国で翻訳されたゲイル・フォアマン氏のベストセラー小説を原作に、R・J・カトラー監督が生死の淵に立たされた少女がある決断を下すまでの24時間を描く。チェロ奏者を夢見る高校3年生のミアは、ある朝、交通事故によって一瞬で家族を失い、ひん死の重症を負ってしまう。昏睡状態のなか、生きる気力を失っていくミアだったが、恋人アダムや親友キムの呼びかけに幸せな日々がよぎる。
モレッツとブラックリーは、音楽に打ち込む恋人役に挑戦した。ふたりは役づくりのためプライベートでも親交を深めたそうで、インタビュー映像ではカトラー監督が「人間同士の化学反応は相手次第で起きたり起きなかったりする。クロエとジェイミーにはそれが起きたんだ。このふたりの恋なら本物だろうし、長続きするんじゃないかと思えた」と明かす信頼関係を見ることができる。
モレッツは、ミアを演じるにあたり7カ月におよぶトレーニングを行ったそうで「感情的な部分とか、(チェロに)夢中になるのはどういうことなのかとか、楽器に身をゆだねるのはどういう感じなのかとかそういうことを学んだ」と述懐。そして、「メインに伝えたいことは人生を謳歌することや、音楽に対する愛情や家族愛」と説明し、「今ある幸せをかみしめる大切さ、周りにいる人たちに毎日『愛している』と伝えることが込められていると思う」と分析。ブラックリーも「それぞれの人生する選択がその人を定義づけるということを描いているんじゃないかな。あと、どんなハードルがあろうと、夢と野心を追うこと」と語っている。
「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」は、10月11日から全国で公開。