被ばくから子どもを守る母たちのドキュメンタリー「小さき声のカノン」公開決定
2014年10月1日 07:10

[映画.com ニュース]2011年の福島原発事故前から一貫して「核・被ばく」を描いてきた、鎌仲ひとみ監督の最新ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン 選択する人々」の公開が決定した。
“核をめぐる三部作”として国内外で高い評価を受けた「ヒバクシャ 世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」に続き、被ばくの現実を映し出す。1986年のチェルノブイリ原発事故と11年の福島原発事故後、日本とベラルーシの普通の主婦たちが「泣いていても何も変わらない」と勇気をもって声をあげ、自分たちの暮らしや子どもたちの命を守ろうとする姿をとらえる。
このほど公開されたポスターには、「希望はここにある」のキャッチコピーと共に、福島の美しい田園風景と守るべき子どもたちの姿が描かれており、母たちの優しくも強い決意が伝わってくる仕上がりとなっている。また、製作にあたり行ったクラウドファンディングには、国内外の多くの賛同者から約500万円(14年6月1日~9月26日)が寄付金として集まり、同作への関心の強さを伺わせる。
「小さき声のカノン」は、2015年早春シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画