「零」主演の中条あやみ、安里監督の手紙に涙
2014年9月27日 20:00

[映画.com ニュース] 中条あやみ主演「劇場版 零 ゼロ」の公開記念舞台挨拶が9月27日、東京・TOHOシネマズ渋谷で行われ、中条をはじめ森川葵、山谷花純、中越典子、美保純、安里麻里監督らが登壇した。
シリーズ累計販売130万本を記録する大ヒットホラーゲーム「零」を、「多重人格探偵サイコ」で知られる大塚英志氏原作で映画化。山間の学園寮で起きる“神隠し”事件の謎に、アヤ(中条)とミチ(森川)が挑む。
この日、劇中で学園長を演じた美保と安里監督から、中条への「卒業証書授与・花束贈呈式」が行われた。安里監督の「ちょっと寂しいけれども、中条あやみ殿、本日をもって『劇場版 零 ゼロ』アヤ役を卒業とさせていただきます。本当にお疲れ様でした」との手紙が読み上げられると、中条の目には大粒の涙が。「今日は笑顔で終わろうと思ったけど、案の定泣かされました」「スタッフたち、素敵な役者の方がかかわって(いる中で)、こんな新人のペーペーの私が主演していいのかなと思っていたんですけど、こうやって皆に支えてもらってすごくいい思い出ができました」と涙を拭いながら語り、観客・出演陣からの喝さいを浴びた。
撮影は3~4月にかけて山間で行われ、出演者は極寒のロケにぼやき節。中でも山谷のエピソードは強烈で、「3年前に安里監督とご一緒した『リアル鬼ごっこ3』の撮影が死ぬんじゃないかと思うほどすごい寒かったけど、今回の川に顔を押し付けられるシーンであっさりその上を行った。想像以上の冷たさで安里監督に今度こそ殺されると思った」と吐露するほど。それでもこの経験を生かし「もう何来ても大丈夫ですね。どんとこいです」と意欲を見せると、安里監督は「じゃあ次も、うんと寒いやつを」とサディスティックな笑みを浮かべた。
さらに、美保は「レベルの高い彼女たちを見て、日本の映画界良いなと思った。寒い寒いとか言いながらもやってほしい!」と若手女優たちへエール。「私なんて若い時に、パンツ一丁で道路を走らされたこともある。寒いとか感じる暇もなく。そういうのやんなくていいですけど、そういうときもあるよ!」と自身の若手時代を振り返りながら激励した。
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