小栗旬「ルパン三世」ヒットに安ど 公開10日間で興収11億突破
2014年9月9日 19:44
[映画.com ニュース] モンキー・パンチの人気コミックを実写映画化した「ルパン三世」のヒット御礼舞台挨拶が9月9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主人公のルパンを演じる小栗旬、峰不二子役の黒木メイサが登壇した。8月30日に全国307スクリーンで封切られ、10日間で観客動員89万1027人、興行収入11億4677万6000円を記録。小栗は「今日この場に立てるのも、皆さんのおかげ。いろいろ(意見は)あると思いますが、こうしてお客様に足を運んでもらえることがうれしい」とヒットに安どの表情だった。
手にした者は世界を統べると言われる秘宝「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗み出すため、ルパンと仲間たちが鉄壁のセキュリティを誇る要塞「ナヴァロンの箱舟」に挑む。この日は、ヒット御礼の“お宝山分け”として、抽選で報道陣向けのプレス資料や特製Tシャツを来場者にプレゼント。目玉は小栗本人が着用した赤いルパンジャケットで、「撮影で使った4~5着のうちの1着。結構、汗がしみこんでいます」(小栗)。見事選ばれた女性ファンは、「家宝にします」と興奮しきり。黒木は「いいですね。うらやましい」と話していた。
また、同日行われた全米オープンテニス男子シングルスで準優勝した錦織圭選手について話題が及ぶと、「本当にすごい。優勝は逃してしまったが、日本人が準優勝するというのは、とてつもなくすごい。彼の活躍で、国全体が盛り上がった」(小栗)、「24歳ですって。会見でも英語でお話しししていて、頼もしい。これからもがんばってほしい」(黒木)と健闘をたたえた。