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真実のサクセスストーリー「ストックホルムでワルツを」予告編を独占入手!

2014年9月6日 19:30

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「ストックホルムでワルツ」の一場面
「ストックホルムでワルツ」の一場面
(C) StellaNova Filmproduktion AB, AB Svensk Filmindustri, Film i Vast, Sveriges Television AB, Eyeworks Fine & Mellow ApS. All rights reserved.

[映画.com ニュース] 人口約950万人のスウェーデンで観客動員50万人を記録した話題作「ストックホルムでワルツを」の予告編を、映画.comが独占で入手した。本作は、ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドが世界的歌手に昇りつめるまでの、波乱に満ちた数年間に焦点をあてたサクセスストーリー。同国のアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で11部門にノミネートされ、監督賞、主演女優賞など4部門を受賞している。

スウェーデンの小さな田舎町に暮らすシングルマザーのモニカは、電話交換手の仕事で生計をたてながら、いつか歌手として成功することを夢見ていた。ジャズの聖地ニューヨークで歌うチャンスを得ながらも認められず落ち込むモニカだったが、スウェーデン語で歌うことを思いつく。誰も予想していなかったこの歌声は、次第にストックホルムの人々の心に響くようになり、モニカは夢のステージへの階段を上がり始める。

予告編では、歌の仕事に反対する厳格な父親、幼い娘との生活の中で、夢をあきらめず前だけをみて奮闘するモニカの姿が、軽快なジャズともに描かれている。モダンジャズ全盛期の1961年に、世界で初めてスウェーデン語でジャズを歌った代表作「歩いて帰ろう」や、その名を世界中に知らしめた、巨匠ビル・エバンスのナンバー「ワルツ・フォー・デビー」など、名曲の数々が彩りを添えているほか、当時の北欧デザインを再現したレトロな美術も見どころのひとつだ。

ストックホルム出身で、歌手になることを夢見ていたという映画コメンテーターのLiLiCoは「リアルで、切なくて、でも美しい。心を鷲掴みされました」とコメントを寄せている。

ストックホルムでワルツを」は11月から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。


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