佐藤江梨子、UULAドラマ「奇妙な恋の物語」で大人の恋愛観を語る
2014年8月28日 09:45
[映画.com ニュース] 総合エンタメアプリ「UULA」で配信中のドラマ「奇妙な恋の物語 -THE AMAZING LOVE STORY-」 は、人気シリーズ「世にも奇妙な物語」の脚本家を迎え、篠原哲雄監督、深作健太監督、市井昌秀監督という、映画界の第一線で活躍する監督がメガホンをとった3つのエピソードで構成された、不思議なオムニバスラブストーリーだ。その中でも特に異色を放つ「未来花火」(市井監督)で主演を務めた佐藤江梨子が、ドラマの魅力を語った。
結婚願望はあるが、いまだ独身のアラサーOL・有紀(佐藤)はある日突然、昔付き合っていた2人の恋人に再会し復縁を迫られる。仕事もできて優しい会社の先輩・啓介(黄川田将也)、お金はないけれど夢は大きい後輩の直樹(桐山漣)。全くタイプの異なる2人の間で揺れ動く有紀の前に、“未来が見える”という不思議な花火を持った怪しい男(池内万作)が現れる。花火によれば、有紀の未来は“ホームレスになって孤独死”という最悪な結末。そこで有紀は、過去の自分の選択を見つめ直し未来を変えようと思い立つ。
きっと誰しもが考えたことのある「もしもあの人と一緒になっていたら」という妄想に着目した奇想天外なラブコメディ。現在32歳の佐藤は、「女性がある年齢になると、親は心配するし、周囲の人も色々なことを言う。でも『好きだから頑張れる!』じゃないのが事実。このドラマは若い独身女性たちに共感してもらえるんじゃないかな? 自分くらいの年齢になると、このドラマが現実味を増して見えると思います」と等身大だからこその説得力がある。
また、「お金持ちで自信過剰なタイプ、夢はあるけど現実が伴わないタイプ。この2タイプは人口的に多い気がする(笑)。もちろんドラマでは極端に描いているけれど、あの2人のタイプと付き合っている人は多いと思う。堅実な人って、自分自身も堅実になって初めて見えてくるんだと思う」と冷静な分析。さらに、「私自身は結構ちゃんと意見を言うタイプなので、私に付いて来てくれる人なら誰でもいいです(笑)」と恋愛観を語った。
特に、桐山演じる自称プロカメラマンの天然男はハマリ役。佐藤も、「桐山さんは本当に普段からあんな感じ(笑)。セリフ合わせには台本を読み込んでこないのに、本番ではすっとできちゃうすごい人。すごく優しくていい人なんだけど、テレビとかで見る度に心配しちゃうような、母性本能をくすぐられる感じがある」と最敬礼の様子だ。
佐藤自身の役は、海に飛び込んだり、森の中を駆け回ったり、画面中をくるくると動き続ける。短編ドラマとは思えないスピーディな展開は見ていて爽快で、「『こんなに走る?』ていうくらい、とにかく走って本気で転んだ(笑)。途中から髪の毛もボカン! でも、30歳過ぎてこのスケジュールをこなせたんだから、『これから先も何でもできるぞ!』っていう自信につながりました」と笑顔を弾けさせた。
「未来花火」は8月28日から配信開始。
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