タランティーノ新作にジェニファー・ローレンス?
2014年8月26日 11:45
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督の新作「The Hateful Eight(原題)」に、ジェニファー・ローレンスが出演交渉中であると、米Colliderが報じた。
同作は、「ジャンゴ 繋がれざる者」に続く群像西部劇。タランティーノが書き上げたばかりの脚本がインターネットでリークされ、一時は製作中止が宣言されたが、このほど一転して企画続行が発表された。
映画化中止が決まった際の朗読会で読み上げられた脚本は、南北戦争後の雪深いワイオミング州を舞台に、吹雪で立ち往生したライバルの賞金稼ぎ、裏切り者の南軍兵士、女囚人といった人物たちの緊張関係を描く物語だった。このうちの女囚人デイジー・ドマーグ役を、ローレンスが検討しているようだ。なお、タランティーノは朗読会後にシナリオを改稿したと伝えられており、ローレンスは別の役柄を演じる可能性もある。
なお、ローレンスはデビッド・O・ラッセル監督と3度目のタッグを組む、2015年12月25日全米公開の新作「Joy(原題)」が控えている。15年全米公開の「The Hateful Eight(原題)」は、年明けに撮影に入る予定で、タランティーノ作品への参加はローレンスのスケジュール次第となりそうだ。
「The Hateful Eight(原題)」のキャストはほかに、ブルース・ダーン、カート・ラッセル、マイケル・マドセン、ジェームズ・レマー、ウォルトン・ゴギンズ、サミュエル・L・ジャクソンらの名前が挙がっている。