スティーブン・キング「シャイニング」前章にマーク・ロマネク監督
2014年7月26日 20:40
[映画.com ニュース] 1980年にスタンリー・キューブリック監督によって映画化された、スティーブン・キングの長編小説「シャイニング」のプリクエル(前章)にあたる映画「オーバールック・ホテル(The Overlook Hotel)」の監督として、「わたしを離さないで」「ストーカー(2002)」のマーク・ロマネクが交渉に入っていることがわかった。
米ワーナー・ブラザースが進めているプロジェクトで、米バラエティによれば、脚本担当のグレン・マザラ(「ウォーキング・デッド」)はすでに脚本第1稿を同スタジオに提出済みだという。
タイトルの「オーバールック・ホテル」とは、映画ではジャック・ニコルソンが演じた作家ジャック・トランスが、管理人として妻子と一緒に住み込む山奥のホテルの名称。プリクエルでは、一家が移り住む以前に同ホテルで起こった惨劇が描かれるが、原作では当初プロローグとして描かれたその部分が最終的にカットされている。
なおロマネク監督は、同じくワーナーの企画で、実在の連続殺人鬼「ボストン絞殺魔」を題材にした新作映画「ボストン・ストラングラー(原題)」のメガホンをとることになっている。