市川染五郎、ガチャピン&ムックと共演!「渋谷金王丸伝説」でまさかのタッグ
2014年7月25日 05:00

[映画.com ニュース] 歌舞伎界きってのアイデアマン・市川染五郎が、渋谷を舞台に2010年から毎夏行ってきたカブキダンス・プロジェクト「渋谷金王丸伝説」で強力な援軍を得た。今回の公演は、染五郎と渋谷区、フジテレビKIDSとの共同プロデュースにより「渋谷金王丸伝説-SPECIAL VERSION冒険の章- カブキ国への誘い」としてバージョンアップ。人気者のガチャピン&ムックを共演に迎え、歌舞伎を見たことがない子どもたちでも楽しめる、新しいエンタテインメントに生まれ変わる。演出・振付・出演を担当する染五郎は7月24日、都内で記者懇親会に出席し「歌舞伎という題材を使って遊ぶ、楽しい創作舞踊劇です。踊る人間のパワーを感じて歌舞伎に親しんでいただけるような、熱い熱いイベントにしたい」と意欲を語った。
悪臣たちにカブキ国を乗っ取られた王子・金王丸(染五郎)が、真のカブキ者となって国を取り戻すため、仲間たちとともに乗り出す冒険の旅。歌舞伎の名作や要素がちりばめられたストーリーを軸にした踊りとともに、観客参加型の演出も見ものだ。「歌舞伎の技ですとか足使い、見得などを、お客さまが習得する度に次の場所へ進めるという、ロールプレイング風な演出を考えています。僕自身もゲームは好きですし。金王丸を勇者に見立ていろいろなモノを使い、お客様の導きでゴールに行き着くという趣向です」
歌舞伎役者はもちろん日本舞踊家、バレエやコンテンポラリーのダンサー、ジャニーズJr.の競演もあるが、ガチャピン&ムックはどのようなパフォーマンスを披露するのか。
歌舞伎の語源になった「傾(かぶ)く」は、現代の言葉に言い換えれば「格好いい」「とがっている」。伝統芸能という堅いイメージを取り払ってロックテイストを加えたり、「傾(かぶ)いた」パフォーマンスを通して、歌舞伎を「体験」してほしいという。
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