キョンシー、ゾンビ、不条理ドラマ…シッチェス映画祭の厳選6作が10月公開
2014年7月20日 15:20

[映画.com ニュース] 世界3大ファンタスティック映画祭のひとつである「シッチェス映画祭」の出品作品を厳選した特集上映「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」が、10月25日から開催。清水崇製作の「キョンシー」、第46回シッチェス映画祭グランプリ受賞作「ボーグマン」、主演女優賞受賞作「トランストリップ」のほか、日本初上陸となる「ゾンビ・リミット」「モーガン・ブラザーズ」「パトリック 戦慄病棟」を加えた6作品が上映される。
スペインで開催されるシッチェス映画祭は、SF、ホラー、スリラー、サスペンスジャンルの意欲作を紹介する映画祭。シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションは、映画祭公認の特集上映で、3度目の開催となる今回、同映画祭をはじめ、東京国際映画祭でも注目を集めた作品などがラインナップされた。
「キョンシー」は、俳優ジュノ・マックがメガホンをとり、「霊幻道士」をリブート。かつて霊幻道士役で名を馳せながら落ちぶれてしまった俳優が、死に場所を求めて訪れた団地で怪奇現象に見舞われる。「ボーグマン」(アレックス・ファン・バーメルダム監督)は、裕福な家庭に侵入した謎の集団ボーグマンによる不条理ドラマ。セバスチャン・シルバ監督のサイコスリラー「トランストリップ」は、ジュノー・テンプル、マイケル・セラのダブル主演で、旅先でストレスを募らせた少女が次第に精神に異常をきたす様を映し出す。
ほかに、「REC レック」製作陣によるゾンビ映画「ゾンビ・リミット」(マヌエル・カルバージョ監督)、コリン&キャメロン・ケアンズ兄弟が、人体肥料工場を営む兄弟がもたらす恐怖を描いた「モーガン・ブラザーズ」、「サプライズ」のシャーニ・ビンソンが出演したサイキックホラー「パトリック 戦慄病棟」(マーク・ハートリー監督)の3作品が、スクリーンに初登場する。
シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014は、10月25日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、大阪・シネ・リーブル梅田、愛知・名古屋のシネマスコーレ、福岡・福岡中洲大洋で開催。
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