足立梨花、ポケモン映画初参戦の興奮語る「敵対キャラ、ウェルカム!」
2014年7月20日 12:30

[映画.com ニュース] 「あまちゃん」で注目を集め、今年に入ってドラマ「大東京トイボックス」に主演、バラエティ番組でも天真爛漫なキャラクターで人気の足立梨花。まもなく公開の「ポケモン・ザ・ムービーXY 『破壊の繭とディアンシー』」で、ポケモン映画初参戦を果たした足立に話を聞いた。
幼稚園の頃からゲームやアニメで「ポケモン」に親しんできたという足立。「最初に話を聞いたときは、『ポケモンの世界に入れる!』って、頭の中がポケモンでいっぱいになりました」と明かす。
演じるのは“聖なるダイヤ”を狙い、主人公のサトシ、ピカチュウらの前に立ちはだかる女盗賊マリリン。「“ちょっとセクシーなお姉さん”という設定を聞いて『そんな要素ひとつもないし、どうしよう?』と、いろんなアニメをひっぱり出して研究したり、いろんな声を出してみたり。そもそも『ポケモン』で育った私にとってはピカチュウたちを傷つけるのは心苦しかったですが(苦笑)。こどもたち、特に女の子が見て『マリリンになりたい!』ってちょっと憧れるような悪役になっていたら嬉しいですね」。
「あまちゃん」では、能年玲奈扮する主人公アキのライバルだったアイドル“マメりん”役、公開中の映画「好きっていいなよ。」でもヒロインの恋敵を演じており、主人公に敵対するキャラが板についてきたのでは? と問うと、「確かに!」と楽しげに笑う。「最近はバラエティのお仕事も増えて、素のまんまの明るいキャラクターで見てもらえることも増えてきましたが、女優としては自分と全く違う役を演じるのは楽しいしやりがいがあります。敵対キャラ、ウェルカムです!」。
インタビュー最中も「楽しい」という言葉がたびたび口をついて出てくるが、女優の仕事もバラエティも「楽しめなきゃやっていられない」という言葉通り、心の底から楽しんでいる。「デビューした頃は目の前のことで精いっぱいでしたが、最近は少し考えながらできるようになりましたね。『あまちゃん』という素敵な作品との出合いもあり、より多くの方に知っていただくことができて、いまが頑張り時だなって思っています」とさらなる飛躍を誓う。
「週に35本も録画していて、テレビのハードディスクの容量が足りない(苦笑)」と語るほどのアニメ好き。「ポケモン」映画に「名探偵コナン」と大好きなアニメで声優を務めた。「今後出演したい作品? いっぱいあり過ぎて(笑)。ただ『DIABOLIK LOVERS』と『BROTHERS CONFLICT』はどちらも一人の女の子の周りに男の子がたくさんという作品で、見ていてうらやましい! 声だけでもそんな気分を味わってみたいです(笑)」。
「ポケモン・ザ・ムービーXY 『破壊の繭とディアンシー』」は7月19日から公開。
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