サラ・ポーリー、J・グリーンの小説「アラスカを追いかけて」を映画化
2014年7月8日 21:50
[映画.com ニュース] カナダ出身の女優で監督のサラ・ポーリー(「死ぬまでにしたい10のこと」「アウェイ・フロム・ハー君を想う」)が、米作家ジョン・グリーンのヤングアダルト小説「アラスカを追いかけて(原題:Looking for Alaska)」の映画化で、監督と脚本を務めることになった。
2005年に発表されたグリーンのデビュー小説「アラスカを追いかけて」(邦訳は白水社刊)は、米アラバマ州の全寮制高校を舞台に、本好きの美少女アラスカと、同級生の少年少女たちの青春群像を描く。グリーンは、全米で大ヒット中のシャイリーン・ウッドリー主演の青春映画「The Fault in Our Stars」(小説の邦題「さよならを待つふたりのために」)の原作者だ。
米バラエティによれば、「アラスカを追いかけて」の映画化権は、刊行時に米パラマウント・ピクチャーズが争奪戦の末に獲得していたが、これまで進展がなかった。原作者グリーンは、「ポーリーが監督に決まって嬉しい」とTwitterで発表している。
ポーリーが自身の母親の生き方と自らの出自の真実を探った新作ドキュメンタリー「物語る私たち」は、8月30日公開。