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瀧本美織が舞台初挑戦!「ブエノスアイレス午前零時」でヒロイン役に

2014年7月3日 06:10

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初舞台でブエノスアイレスの娼婦“マリア”に挑戦
初舞台でブエノスアイレスの娼婦“マリア”に挑戦
(C)STARDUST PROMOTION, INC.

[映画.com ニュース] 進境著しい女優の瀧本美織が、行定勲監督が演出を手がける舞台「ブエノスアイレス午前零時」にヒロイン役で出演することが決定した。舞台初挑戦となる瀧本は、「お客さんの生の反応や、その場でしか感じられない臨場感。きっと自分の想像を超えるような世界が広がっているんだろうなと思うと、今とてもワクワクしています」と心境を語った。

主演の森田剛が初の1人2役に挑み、瀧本のほか原田美枝子らが共演。藤沢周氏の芥川賞受賞作をもとに、第53回岸和田國士戯曲賞を受賞した注目の若手劇作家・蓬莱竜太が脚本を担当する。故郷にUターンしてきた青年カザマ(森田)は、山奥の温泉ホテルで働いていたある日、社交ダンスツアーの客としてやってきたミツコ(原田)と出会う。認知症の気配があり、ほかの客から疎まれているミツコだが、カザマは彼女のとりとめのない身の上話やアルゼンチンのブエノスアイレスでの物語に引き込まれていく。

2010年の女優デビュー以降、NHK連続テレビ小説「てっぱん」やスタジオジブリ「風立ちぬ」で活躍してきた瀧本は、本作でブエノスアイレスの娼婦マリア、若かりし日のミツコという役どころに挑戦。まだ台本が手元にないものの、これまでのイメージを覆すような新しい女性像になりそうだといい、「いろんな男性を翻ろうする魅力を体の内から出せるように頑張りたいと思います」とコメント。歌やタンゴを踊るシーンも予定されており、「体を動かすことが大好きなのでとても楽しみです」と意欲をみなぎらせる。

長年、この企画を温めていた行定監督は、瀧本に初めて会った時の印象を「真っすぐで曇りのない無防備さ」と表現。「その純粋さに色香をさしてブエノスアイレスの娼婦“マリア”を瀧本さんとともに作り上げたいと思います。初舞台にしかない、彼女のはじめての顔を見ていただきたいです」とコメントを寄せた。

パルコ・プロデュース公演 「ブエノスアイレス午前零時」は、11月28日~12月21日東京・新国立劇場 中劇場、12月26日~12月29日大阪・シアターBRAVAで上演。

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