MoMAでビョークの大回顧展開催へ 2015年3月から
2014年6月30日 21:40
[映画.com ニュース] 米ニューヨーク近代美術館(MoMA)が、アイスランドの歌姫ビョークの大回顧展を2015年3月から開催すると発表した。
1993年のアルバム「Debut」でソロデビューして以来、20年以上の長きにわたって多方面で革新的な活動を続けているビョーク。ラース・フォン・トリアー監督作「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)の主演女優として、カンヌ映画祭パルムドールと主演女優賞を受賞し、映画界にも大きな足跡を残している。
MoMAチーフキュレーターのクラウス・ビーゼンバッハが企画する今回の回顧展では、サウンド、フィルム、ビジュアル、楽器、オブジェ、衣装、パフォーマンスなどさまざまな視点からビョークのキャリアを振り返る。
今後詳細が発表されるが、アーティストやファッションデザイナー、写真家とのコラボレーションが予定され、ビョークとアイスランド人作家シオン・シガードソンが共同執筆する「自伝的かつ仮想的なナラティブ」がインスタレーションの基本となる。また、アンドリュー・ホワンが手がける新作映像も同展のハイライトのひとつとされている。
ビョーク展は、15年3月7日から6月7日まで。現在のところ、巡回展の予定はない。