ビバリーヒルズの名門ホテル、ボイコット運動で窮地に
2014年6月12日 19:30

[映画.com ニュース] 米ビバリーヒルズの名門ホテル、ビバリーヒルズ・ホテルがボイコット運動で窮地に立たされていると、米バラエティが報じた。
1912年開業の同ホテルは、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のジャケットを飾ったことでも知られる名門ホテル。しかし、ハリウッドの業界人が参加したボイコット運動により、現在は経営難に陥っている。
きっかけは、ホテルのオーナーであるブルネイ国王が同性愛行為に死刑を定めた新法を施行したため。これに対し、アメリカの性的マイノリティであるLGBT団体がいっせいに抗議し、4月17日からボイコットを開始した。
5月5日には、ジョージ・クルーニーやジェフリー・カッツェンバーグが理事を務めるハリウッドの業界人を支援する慈善団体、映画テレビ基金(MPTF)が、アカデミー賞授賞式前に行う恒例のプレパーティーを同ホテルで実施しないと宣言。さらに、夜のトーク番組「トゥナイト・ショー」で長年にわたり司会を務めた人気コメディアンのジェイ・レノが抗議活動を行い、ハリウッドの有名エージェンシーがそろって利用を拒否したことから収益が急激に落ち込んでいるという。
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