米連邦航空局、無人飛行機での映画撮影を許可か
2014年6月9日 07:20
[映画.com ニュース] 米連邦航空局(FAA)が無人飛行機での映画撮影を認可する方向で動いていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
無人飛行機はこれまで防衛産業が独占していたが、いまではさまざまな商業利用の可能性が指摘されている。これを利用すれば低予算で空撮映像を撮ることが可能となるため、ハリウッドの映画産業も注目しているものの、現時点ではFAAの規制により利用出来ない。
米映画協会(MPAA)が規制緩和を求めて米政府に積極的に働きかけているなか、FAAはハリウッドの製作会社などから寄せられた要望を検討すると発表。年内に新たな規制案を発表するとしており、無人飛行機での撮影実現に一歩近づいたといえそうだ。