足立梨花、主演ホラー映画の本当の恐怖は「撮影の時間帯」
2014年6月8日 14:45

[映画.com ニュース] ホラー作家・平山夢明氏のベストセラー「東京伝説」を映画化したオムニバス第1弾「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」が6月7日、東京・シネマート六本木で封切られ、主演の足立梨花、藤澤志帆、真凛、林裕子、鵜飼真帆、千葉誠治監督が舞台挨拶に立った。
欲望うず巻く大都市・東京を舞台に、ごく普通の女の子たちが人間の狂気によって想像を絶する恐怖に見舞われていく姿を描く。「立ち読み」「エンスト」「ネックレス」「夜道」「食べてはいけない」の5編で構成されるオムニバスホラー。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクした足立は、深夜のマンガ喫茶で携帯に謎の着信が入る「立ち読み」に出演し、「マンガが大好きな女の子の役で、とにかく怖い。それだけ」と言葉少な。実際のマンガ喫茶で撮影したそうで、「現場に22時入りで翌日の朝7時終わり。撮影の時間帯がホラーで恐怖を覚えた(笑)。到着した頃にはスタッフの皆さんはすでにバテていて、朝はみんなでカップラーメンを食べて帰った」と撮影裏話を明かした。そして、「現実に起きてもおかしくないことだらけ。私も東京に出てきてひとり暮らしをしてるので、気をつけようと思った」と気を引き締めた。
一方、「ネックレス」に出演した真凛は「私は逆に朝から始まる撮影。記録的大雪のため撮影が延びた日は、富士山がキレイに見える喫茶店で編み物をしてた」とリラックス。千葉監督は、「目を背けたくなるようなひどい話ばかり。すごく大変な撮影で寝ていない人もいっぱいいたけれど、そのひどい目にあってる感じがちゃんと画に表れてると思う(笑)」と見どころを語った。
(C)2014「東京伝説」製作委員会
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