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メキシコの鬼才カルロス・レイガダス監督が日本の観客へメッセージ

2014年6月8日 09:20

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「闇のあとの光」の一場面
「闇のあとの光」の一場面
(C)No Dream Cinema, Mantarraya Productions, Fondo para la producci'on Cinematogr'afica de Calidad (Foprocine-Nexico), Le Pacte, Arte France Cinema

[映画.com ニュース] 第65回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した「闇のあとの光」のカルロス・レイガダス監督が、自身の作品の初の日本劇場公開を記念し、日本の観客へ向けたインタビュー映像を映画.comが入手した。

現代ラテンアメリカのアート映画をけん引する映画作家の一人として知られるレイガダス監督の新作は、ある村に住む一家に、悪魔とも神ともとらえることのできる赤く発光した“それ”が訪問したことで、村人たちの心の闇があらわになり、平和な生活の歯車が狂いだしていく様を魔術的な映像でスクリーンに焼き付ける。

世界各国の映画祭で話題をさらった独特の作風については「自分の感情やアイディア自分のルーツなどを共有するために映画を作っている」と明かし、「ルールにのっとって作られるシリーズや興行成績のための映画には興味がない。コマーシャリズムのために自分の人生を犠牲にしたくない」ときっぱり。

アンドレイ・タルコフスキーテレンス・マリックなどと並び評される映像美で、1シーン1シーンが見る者に強烈な印象を残す。「視覚の個人的体験は聴覚の個人的体験と同様にとても強力なもの」と監督にとって映画は、写真や絵画、音楽と並んで、受け止める芸術だと持論を語る。

「私の映画を見てくれる人がいることを誇りに思い、とてもうれしい。私が映画を作るのは、宣伝として強制的に見せるためではなく、私の映画に近づきたい人のためなんだ。日本で公開されることは幸せだし、楽しんでくれることを願うよ」と日本の観客に呼びかけている。

闇のあとの光」はユーロスペースほかで公開中。

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